仕事でミスが積み重なっている。これでもかとミスっている。ミスの要因はわかっているし、自分の思い込み・勘違い・確認不足が9割だ。それは知っている。けど理解できていない。そうだなと思いつつ改善せず、だらだらと閏年にもミスをした。最悪だ。

 

自分が原因だとわかっているが、切り替えすらできず引きずって、正直気持ちが駄々下がりだった。やる気がない。何やってもミスしてしまうと思いながら仕事している。何やっても指摘されるんだろうと思ってる。(全部自分のせいだけども)

その仕事に対する臆病な姿勢でフィードバックを受けてしまったことと、あわせて僕の理解力の低さが災いして、とうとう何を指摘されているのかさへわからなくなってしまい、何を言われても「分かりません」ととしか言えなくなってしまった。それが今日の話。

 

自分が、あまりにも不甲斐なくて、でも、その不甲斐なさより先に「なんでだろう」っていう気持ちで泣けた。なんでだろうってなんだよ、だけど、なんでだろうだった。

自分がいけるとおもうアンテナって違うし、なんでそれが違うの?って考えると、ルールを理解できていないから。ただ今の仕事、もう片手では足りない年月はたらいてるよ?いまだにルールもわかってないってやばいじゃん。やばいって思ってるけど、どこから理解していけばいいのか全然わかんないの。もう終わり。終わりたい。簡単な仕事だけやらせてほしい。

仕事向いてないのかなとか思うけど、向いてるところと向いてないところの差が激しすぎるのもある。それっていいわけ?いいわけです。打ち込みながらもう何が言いたいかわかんなくなってくるよなほんと。

仕事の話しちゃったーーーーコンプライアンスやばいかなぁ。なんか仕事に対して内容も外側も全部ぜーーーーんぶびくびくしてる。きつい。終わりだほんと。

自分だけの秘密の小部屋

そこから自由に抜け出せる軽やかさを得るためには、コミュニティの外側に、自分が本来立つべき位置っていうのを自分で確保しなきゃいけない。それは多分、外側と言いながらも自分の内側にある、秘密の小部屋なんだと思うんです。

slowinternet.jp

 

僕がウェブマガジンというものを見るきっかけになったのは、遅いインターネットだった。

なにが切っ掛けか分からなかったが、数年ぶりにサイト名を目にして「懐かしいな」と見返していた時に見つけたのがこの記事。自分の内側にある、秘密の小部屋という表現がずっと胸にいた。

 

秘密の小部屋を今の僕は持っていない。自宅には自室はなくて、家人が居なければ秘密の空間と言えなくもないが、どことなく、プライバシーでありながらも開かれているような気がする。恐らく家人という他者と住んでいるから感じているんだと思う。

今まで僕は持っていなかったんだろうかと考えた時、一番最初に浮かんだのが昔家にあったドレッサーだった。

 

大きな鏡、鏡と机とつながる部分にハガキ大ぐらいの引き出しが二つついていて、確かテーブルにもふたつ引き出しがついていた。

母が化粧をするために使っていたけれど、そこでお人形遊びをするのが好きだった。

当時持っていたのはリカちゃん人形のような甘めの顔をした女の子の人形、あとバービーではない外国人風の顔をしたブロンドヘアの人形、あとはポケモンのゴム人形や、ガチャガチャで手にしたようなおもちゃなど種類は多彩だった。

ただ遊びのテーマは常にロマンスで、泥沼の恋愛劇(ドール人形は女の子2人だけだった気がするので、誰が相手役なのかはわからない)や、女の子同士のえっちの物まねや、ドールが凌辱されるのを助けに来るおもちゃたちみたいな、そういうしょうもないものだった気がする。

 

あの鏡台の上で日々遊んで、好きなように考え閃いていた感覚が思い起こされた。

決して秘密基地でなかったけど、家人のいない部屋で一人人形で遊ぶ時間は、誰よりも自分との対話ができていた気がする。

 

秘密の小部屋の話を見る前に、いつの間にか心の中で誰かと話すことがなくなったなとも思った。

外を見る度についてきた忍者や、妖精の姿を見なくなったし、人差し指を中指で模した足で街を歩かなくなった。

どちらも自分の中から出てきたものだったのに、いつの間に見えなく・見なくなってしまったんだろう。

成長して何かを失ったような気がする。だけど失ったようなものを取り戻すために、秘密の小部屋を見つける方法が良くわからない。